2008年03月19日

格差の連鎖

■今の日本だったら、学歴とまともな人格さえあれば階層移動なんてたやすい。
金持ちな親には、金(子供の教育費)と教養(文化を重んじる心)と学歴(高学歴=子供の幸せという意識)があります。
だから子供には、小さい頃からそろばんを習わせ、本を読ませ、高い金を払って塾に通わせて 勉強に慣れさせて基礎学力をつけ、
なおかつ「偏差値の高い中学高校大学を目指すのが当然」という考えを養います。

貧乏な親には、金と教養と学歴がありません。
小さい頃から習い事をさせるお金なんてありません。
自分が本を読まないので、子供にも薦めません。
塾や私立の学校に行かせるお金もありません。
また、子供を大学に行かせるつもりもありません。
自分が大学に行ってないので、「大学に行くのがあたりまえ」という考えがないからです。

貧乏な親のもとで育った子供はどうなるか。
親に本を薦められてこなかった為、活字が苦手になります。
塾に行かないので、勉強もできない。
親も成績についてうるさく言わないので、勉強に対するモチベーションすら上がらない。
大学への興味すら沸かない。
たとえ行きたくなっても、受験勉強の経費も大学の入試費用も学費も親は払ってくれない。

金持ちの子供と貧乏人の子供には、勉強の環境にこれだけの差があります。
勉強の環境に差があると、勉強にたいする意識にも差が現れます。
この、環境とそれに伴う意識の差が、学歴による階層移動を見かけ以上に非常に困難なものにしているのです。

育ちと努力10

posted by 現実主義 at 20:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 階級社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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