2010年08月04日

発掘

■発掘が始まるまでの順序

1、道でも作るかぁ〜
2、なら遺跡があるか調査せねば(遺跡分布図や試掘して土器でないか)
3、遺跡出たずら
4、お金を払って調査機関にお願いする
5、調査終了→道つくるべ

これが一般的な流れです。

閉鎖的な世界で、ヲタク体質の人間がゴロゴロ
そして、先生と呼ばれて勘違いする痛い人も多い。

■発掘は「調査」「整理」の二つに分けられて
調査(掘る)って遺物(土器など)を事務所に持ち帰り
割れた土器などを貼り合せてたりします。
博物館などで見る復元された壷などがそれです。
それから一般には目にしませんが、重要なのが報告書って本を作ることです。
この報告書を元に教科書などが作られるわけです。

■発掘って、殆どの人がハケでササッとやる軽作業だと思っているみたいですが
あれは、ほんの一部でメインは重労働の土木作業です。
本職の土木作業員さんが発掘作業を見て、「俺達には絶対できない」と言ったほどキツイ作業です。
理由は、工事なら重機で一瞬のところ半日掛けてスコップで人力でやるからです。

ハケを使うイメージがあるのは、テレビなどが一番発掘らしいシーンだから
そればかり使うのが原因です。

■以前、ハローワークに発掘のバイトがあったのを思い出した。
そう遠くないところに弥生時代の遺跡(登呂遺跡)があるとこなので
発掘をしまーす、と言われても「なるほどね」と思えるような場所だった。
確か日給6000円で、募集人員が20人とか30人とか。

母がやりたがりそうな仕事だったので、照会してみたら
「すっっっごく大変です!
持病がある人はやめたほうがいいですよ!
お母さん、高血圧?脳梗塞やった?
ダメダメ、とんでもない!
絶対だめです!」
とものすごい勢いで反対されたw
夏の戸外でひたすら掘るのは、やはり辛いんだろうと思ってはいたけど
そこまで反対されるほど重労働とは思ってなかった。
でもそうなんですね、

でも、応募する人には高齢者が多いんだそうです。
ロマンがあるから、ですかね?

>>ロマンを求める人もいるかもしれませんが、私の知る限りでは仕事と軽い運動・同年代の人が居る
って理由が多いみたいですよ。

■その発掘のパート、15年くらい前にうちの婆ちゃんとか近所の人が5年くらいやってた
近所の堤防綺麗にするってんで掘ったら出てきたから ヲバちゃんら総出で参加してたわ
今は立派なコンクリで固まった堤防になってて遺跡あったよ的な看板が立ってる
出てきたのはよくある程度のものというか
食器の他には用水路跡みたいなんだけだったから埋められちゃったみたい
年金よりお金もらえてたからいいパートだっただろうねw

■工事中に遺跡的なものが見付かると 調査が入って工期がガン延びするから、と嫌がられてなかったことにして壊しちゃうのも多いらしいな。

>>家の近所は小さい古墳が20個以上あって、掘ると結構出てくることが多いらしい
なので、殆どの人は調査せずに、家を建てるそうです
10年以上前に近くの山を崩して、住宅地を作るときにやっぱり出てきて3年くらい調査してたよ

>>邪馬台国が見つからないのはそのせいかっ

■掘り出した物を洗ったり図面書いたりする収蔵センターでパートしてたけど、学者の皆様は公務員(お役所気質)+職人肌(偏屈)+体育会系
というだけあって変わり者とかDQNが多かった。
1年いただけで、セクハラで飛ばされる人数名、備品を売った金を懐に入れちゃう人数名・・・。
まあいい人もいるけど、基本個人作業なので「ハズレ」に当たるとしんどかったな。

日本史トリビア3

posted by 現実主義 at 11:29 | TrackBack(0) | 文化・遺産・芸術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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